セットリスト |
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70年代末から80年代初頭に炸裂した「キャンディ・ポップ」を収録した本命盤、噂の第2弾が登場。
クラブ・ミュージックとしては、ヨーロピアン・ディスコ、ミュンヘン・サウンド〜ハイ・エナジー、ユーロ・ビートの間の時期でしょう。 「ノーランズ」「ザ・ドゥーリーズ」「アラベスク」「エミリー・スター・エクスプロージョン」「2プラス1」「トリックス」「ドリー・ドッツ」「アンジー・ゴールド」「バカラ」「キム・クラーク」「ニュートン・ファミリー」「マルコ・ポーロ」「シャンディ・シナモン」 このアーティスト名だけでも、深い、そして渋い。可愛らしいアルバム・ジャケットは、お洒落で楽しいのですが、この中身は渋すぎる・・・ ミュンヘン・サウンド、ハイ・エナジーは、アンダーグラウンドなクラブ・ミュージックの位置付けで再評価されていますが、「キャンディ・ポップ」は「日本の洋楽」って感じで、こちらも奥が深いですね。 ビバ館、ギリシャ館、ゼノン、ニューヨーク・ニューヨーク・・・ 解説は、松本みつぐ氏(赤シャツNOTE)、貴重な解説は読み応えあります。ぜひ一読をお薦めします。フロアに響く声を思い出しちゃいましたよ。おっとキーホルダーを用意しとかなきゃね。 洋楽ラジオ派にとっては、ミスDJリクエストパレード、オール・ジャパン・ポップ20、ポップス・ベスト10・・・こんな感じでしょうか。 ところで、最近のR&Bヒットの12inch盤ではUrban MixだけでなくClub VersionとしてDance Electronic Mix が収録され、Club Chartで人気を博しています。若い方にとっては、ダンス・エレクトロニカの原点を「キャンディ・ポップ」の中に垣間見ることができるでしょう。サウスだけじゃダメだぜ。 オール・ジャンル派のみなさま・・・棚のEP盤を引っ張り出すことなく、最新のCDアルバムで強力にハッピーになれることうけあいでございます。 |
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最近は、フリー・ソウルとしても紹介されるノーランズ。 姉妹の詳細は、「CANDY POPS!2」や「シングル・コレクション」の解説をご覧頂くとして、メンバーは、日本でのセカンド・シングル「恋のハッピー・デート」以降、長女のAnneが一時脱退し、全盛期は4人編成となりましたが、8枚目の「ドラゴン・フライ」から復帰、5人編成に戻りました(※1)80年代全盛期のノーランズの魅力は、Bernieの迫力のあるリード・ヴォーカルとサビの絶妙なコーラスにつきます。 「CANDY POPS!2」に収録された「セクシー・ミュージック」は、大箱ディスコのライティングに照らされてつかみはOK? 「ときめきTWENTY」は、1981年Billy Oceanのナンバー(※2)ですが、ノーランズはメロディーがストレートに伝わり、踊りやすく、BernieのヴォーカルはCoooooLであります。その後ノーランズはメンバーチェンジを経て、現在もイギリスで活躍中。 (※1)「シングル・コレクション」のジャケ写でチェック |
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The Dooleys Jim Dooley John Dooley Frank Dooley Kathy Dooley Ann Dooley Helen Dooley Bob Walsh Alan Bogan |
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ドゥーリーズもノーランズ同様、イギリスのファミリー・グループ。80年代全盛期は、兄が3人、妹3人、友人2人の8名編成。ドゥーリー兄弟・姉妹が中心になっています。ドゥーリーズ「シングル・コレクション」のジャケ写の女性3人が姉妹。裏面には、山口はるみさんによるエアブラシのイラストが掲載されています。 75年BBC Club Act of the year、既にイギリスでは人気沸騰していましたが、日本では79年の「ウォンテッド」のヒットによって一躍有名になりました。続く「ストーン・ウォール」は、一旦先にリリースされ、ディスコ・プロモーションされましたが、その後、「ウォンテッド」が日本で大ヒットした為、「ストーン・ウォール」が大々的にリリースされた経緯があります。(※1) 「CANDY POPS ! 2 」では、「ボディ・ランゲージ」「アイ・スパイ」が収録されていますが、こちらも日本で大ヒットしたので、おなじみのナンバーでしょう。「シングル・コレクション」では「ファンタジック・ダンサー」「TOKYOフィーリング」以外にもGTO時代のイギリスでのヒット「フォーリン・ラブ・ウィズ・ユー」「チョーズン・ヒュー」など爽やかなポップス・ナンバーがぎっしり詰まっています。 (※1)ドゥーリーズの「ストーン・ウォール」と合わせて、「当時」のEPICの強力ディスコ・チューンとしては、「誘惑のラブ・キャット」チェリー・レイン、「スピード・フリークSAM」チェリー・レイン、「ジャーニー・トゥ・ザ・ムーン」ビドゥ・オーケストラ、「ジュ・スィ・ミュージック」セローン、「燃えるカリフォルニア」ラファエラなどのヨーロピアン・ディスコサウンドが挙げられます。オカマ・ダンス、ジャングルブームを吹き飛ばしたマニアックな強力ヒット「誘惑のラブ・キャット」は、前作CANDY POPS!に収録。前作と揃えれば、キャンディ・ポップは完ぺき?! |
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(特集記事→) ディスコ・クラシックス、ダンス・クラシックスは、Disco, Clubでも既に定番となりつつあります。 最近、「フロアで良くかかっているこの曲が好きなんだけど、タイトルとアーティストが分からない・・・」という話を良く聞く様になりました。 「PLAY THAT FUNKY MUSIC-DISCO CLASSICS-」は、そんな意味からもグッと来ます・・・だって、今、これだけの70年代から80年代の名曲を揃えようとしたら結構大変で、2枚組、36曲でこのリーズナブルな価格!はかなり魅力的であります。 即戦力として、現場とご家庭に、それぞれ1セットの価値がある逸品と思います。 |
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