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紺野慧氏、ミサコ奥様を囲んで −2008年・1月−

ミサコ奥様(広島ソウルトレインギャング exソウルインアフロレイキ)とDT副参事さまが広島から上京、紺野さんもご都合が良いとの事で、集まろうという事になりました。マイケル池田さんを偲んでという事もあり、青山のタストヴァンにしようかという話だったのですが、年末でお休みなので有楽町で集まる事となりました。

出る前に紺野さんからメールで写真を頂いたので、いくつかプリントアウトして持参。
「ミサコに頼まれたんだ。店に貼りたいってね」

紺野さんもひれ酒で上機嫌、なごやかな雰囲気の中、つもる話に花が咲きました。
・・・ていうか、ほとんど此処で書けない話なんですけど・・・

ルーファス・フィーチャリング・チャカ・カーン、コモドアーズ、スタイリスティックスを初めとして数え切れないくらいのソウル・ミュージックのアルバムのライナーノーツや音楽記事の、ひと味もふた味も違う、ソウルの生々しい描写にアルバムを聴きながらそのアーティストの世界に入り込んでいったものでした。
・・・最初に下北沢でお会いする迄は、大学の先生の様な方を想像していたのですが・・・

アフロレイキの営業時にアルバムのライナーノーツを書かれていた時のエピソード、ソウル一色だった70年代のADLIBや全盛期の平凡パンチの音楽記事のお話、ソウルイン・アフロレイキのお話に始まって、マリオ山口さん、マイケル池田さんの想い出、スティーヴィー・ワンダー、モーリス・ホワイトなど数々のアーティスト達のインタビュー話、マーヴィン・ゲイの76年全米ツアーのお話(この時のオープニング・アクトがナタリー・コールとタバレスで、打ち上げにはシカゴやAWBも登場との事)

そして、79年マーヴィン・ゲイの来日時に密着した際のお話・・・マーヴィン・ゲイの生き様は、毎年4月1日が近づくと彼のアルバムを聴きながら読み返したくなります。

「イナー・シティ・ブルース-マーヴィン・ゲイが聴こえる」
紺野 慧 氏 著
ヤマハミュージックメディア ISBN 4-636-20930-3
プロローグ/トラブルマン/イナー・シティ・ブルース/スタボーン・カインド・オブ・フェロー/ユア・オール・アイ・ニード/悲しいうわさ/セイブ・ザ・チルドレン/セクシャル・ヒーリング/マーヴィン・ゲイ好きのためのアルバム250枚/マーヴィン・ゲイ ディスコ・グラフィー/年表(マーヴィン・ゲイ小史)
前書きのメッセージ:久保田利伸さん
表紙イラストレーション:江守 藹さん

「ソウル・ミュージック・イン・ジャパン」
紺野 慧 氏 著
文化出版局 (分)0073(製)740050(出)7368
ジョン・コルトレーンが死んだ朝に
/ジャズ-そしてソウルへ
オフ・ビートの街
/黒人街の幻想/基地の街にホットなソウル・スポットを見つけた/BPはソウルの火薬庫だ/ブラック・イズ・ビューティフル/ソウル・ナイトは燃えている/浮上するソウル・ミュージック/ブルーズの衝動
黒人狂いのトリップ
/岩国基地へ/基地と反戦運動/通りすがりのブルーズ
赤、黒、緑の世界
/ソウルフードの話/もう一つの基地/ソウルの王者=ジェームス・ブラウン/赤、黒、緑はソウルにのって/世界はゲットーだ
ファンキー・ウォーク/イラストレーション エモリAIさん
ソウル狂いのディスコグラフィー
/ソウル・トゥー・ソウル/ソウル・ジェネレーション