Disco Time machine - Back

SELECTED WORKS DVD
TOTO / GEORGY PORGY
CHIC / LE FREAK
THE DOOBIE BROTHERS / LONG TRAIN RUNNIN’
EARTH, WIND & FIRE / BOOGIE WONDERLAND
(WITH EMOTIONS)
LUTHER VANDROSS / NEVER TOO MUCH
MEN AT WORK / DOWN UNDER
DARYL HALL& JOHN OATES / KISS ON MY LIST
THE SUGARHILL GANG /RAPPER’S DELIGHT
SELECTED WORKS CD
TOM BROWNE / FUNKIN’ FOR JAMAICA (N.Y.)
CHERYL LYNN / GOT TO BE REAL
THE DOOBIE BROTHERS / LISTEN TO THE MUSIC (LIVE)
DENIECE WILLIAMS / IT’S GONNA TAKE A MIRACLE
GEORGE DUKE / SHINE ON
EARTH WIND & FIRE / LET’S GROOVE
THE WHISPERS / AND THE BEAT GOES ON
BRICK / DAZZ
CHANGE / PARADISE
BOZ SCAGGS / WE’RE ALL ALONE

遂に出ます。いや出ました。Disco Time machineでは特別記事としてご紹介したいと思います。何度も発売延期がなされた幻のこの作品、DVD、CDともにコンピレーションの枠を超えて練り上げられた作品に仕上がっており、明るいメジャー感があふれる楽しさいっぱいの作りになっています。


 80’sという切りロですが、80年代前半、特に80年から83年という時期にフォー力スされています。このどうしようもなく明るいフォーカスの仕方がヨイのです。80年代に入り、Saturday Night Fever後のディスコを取り巻く状況は大きく変わりました。従来のSoul , Funkを中心としたお店にエレガントなソウルファッションで集うというスタイルに、サーファー、ニュートラ、ハマトラといったJJサーファー系の波が押し寄せてきました。音楽も、ブラックコンテンポラリー、サーフロック、フュージョンなど誰でも楽しめるお洒落な曲調のものが人気を集め、スポーツカジュアルがライフスタイルに根付いた時期だったのではないでしょうか。
 
「六本木スクエアビル」「なんとなくクリスタル」「マイタイ・ブルーハワイ」「ワラビー」「レイヤード」なんて所でグッと来る方は、早速、六本木の空中から透明なエレベータでご招待。とりあえず電話番号はマッチに書いておきますということで・・・・初回限定として、カラーブックレットとfou-fou, NEPENTAのステッカー!という信じられないモノまで付いております。もうスペイン坂を上下しなくてヨイのですね・・・
 ちなみにこのカラーブックレットには超レア過ぎる記事が満載!当時ディスコ・シーンを強力に牽引したfou-fou, NEPENTAを代表とするスクエアビルの名店を運営していた「A-project Inc」の谷本会長インタビュー、当時のfou-fou DJ美由氏インタビュー、サントリートロピカルカクテルの数々、ディスコカード、ファッションのバイブル的な月刊誌「JJ」、高橋亮子さんを代表とする元祖JJカリスマモデルのファッショングラビアと解説(必見!DVDにも入っています)、常にファッションリーダーとして支持されている「SHIPS」、当時のシップスレディース渋谷店トラッド解説記事・中澤氏特別寄稿、月刊誌「BRIO」による80年前後のDisco小事典、おなじみ江守藹氏のイラストによるDisco系譜図と至れり尽くせりの内容で、コレクターズアイテムとしてもかなり価値のある一品と思います。
 
結論、音楽は作品である・・・音楽って本当に楽しいっす。
美白も良いけど、ちょっと日焼けしてみようかなって気になりました。


 DVDは、六本木上空風景から始まり、当時のJJファッションを紹介した映像が散りばめられる中、収録曲のクリップやライブ映像が流れるという素敵な内容になっています。DVDに入りきらない楽曲はCDに収録されていますが、選曲はかなり明確に絞り込まれており、これは有り!だなと思わせると共に、コンピレーションDVDというスタイルも新しい試み。

Disco Time machine的にちょっと解説

SELECTED WORKS DVD
TOTO / GEORGY PORGY
1曲目からこの曲とは渋いとこ突いてきます。超レア映像!スティーブ・ルカサーが甘いルックスで弾きまくっています。80年代アメリカンロックそしてAOR(Adult Oriented Rock)を代表する名作。/「宇宙の騎士」収録
CHIC / LE FREAK
CHICが絶頂期を迎えることとなった大ヒット曲。ノーマ・ジーン脱退後、ナイル・ロジャース、バーナード・エドワーズ、トニー・トンプソン、ルーシー・マーチン、アルファ・アンダーソンによる「おしゃれフリーク」の貴重な映像で必見の価値有り。/「エレガンス・シック」収録
THE DOOBIE BROTHERS / LONG TRAIN RUNNIN’
ドゥービー・ブラザースの男臭いウェストコーストロック。80年前後のドゥービーはソウル、フュージョンに傾倒していた時期で、ディスコでも人気を集めていましたが、初期のこの曲も80年代サーファーディスコのDJが好んでプレイ。サーファーディスコって西海岸カルチャーだったのですね。/「キャプテン・アンド・ミー」収録
EARTH, WIND & FIRE / BOOGIE WONDERLAND(WITH EMOTIONS)
ジャズ・ファンク〜アフリカ回帰を経て宇宙のピラミッドから降りて来た神、アース・ウインド&ファイアーが、狂気を超越してディスコに対して出した答えがこの曲なのでしょう。モーリス・ホワイトが手がけて再度ブレイクしたエモーションズと共に、大変華やかで迫力のある映像になっています。未だMTVが無かった頃のこの映像、大画面テレビで見たいものです。/「黙示録 / I AM」収録
LUTHER VANDROSS / NEVER TOO MUCH
ルーサー、チェンジの1作目への参加などを経てソロデビューした最初のヒット。映像は、街角で大きなラジカセをかついだり、ウォークマンを聴きながら闊歩する若者のシーンから始まりこの時代を彷彿とさせます。数々のグラミー賞を受賞した若かりし日のルーサー・ヴァンドロスの映像ということですが、彼は残念ながら54歳という若さでこの世を去りました。/ 「ネヴァー・トゥー・マッチ」収録
MEN AT WORK / DOWN UNDER
オーストラリア出身のロック・バンド、メン・アット・ワークの「ノックは夜中に」に続くシングル第2弾、82年の大ヒット。男臭いイイ曲ですねえ。ダウン・アンダーってもちろんオーストラリアのことです。映像見ていて海に行きたくなりました。/「ワークソングス」収録
DARYL HALL& JOHN OATES / KISS ON MY LIST
サラ・スマイル、リッチガールと立て続けにヒットを飛ばしていたダリル・ホール&ジョン・オーツ、80年代最初のヒット作。映像は、その後の大成功を予感させます。/「モダン・ヴォイス」収録
THE SUGARHILL GANG /RAPPER’S DELIGHT
オールドスクールラップの原点であり、シルビア・ロビンソン率いるシュガーヒルレコード初期の大ヒット曲。この頃からヒップホップムーブメントが始まったのですね。このシュガーヒルギャングの映像は激レア、超貴重でしょう。/「おしゃべりラップ〜シュガーヒルギャング」収録

SELECTED WORKS CD
TOM BROWNE / FUNKIN’ FOR JAMAICA (N.Y.)
クロスオーヴァー・トランペット奏者トム・ブラウンのディスコヒット。ダンスクラシックスとして今の方が人気あるかも。/「ラヴ・アプローチ」収録
CHERYL LYNN / GOT TO BE REAL
マーティー・ペイチ、ディヴィッド・ペイチが手がけたシェリル・リンのデビュー作、ちなみにTOTOのGEORGY PORGYではシェリル・リンの歌声が聴こえてきます。/「スター・ラヴ」収録
THE DOOBIE BROTHERS / LISTEN TO THE MUSIC(LIVE)
こちらもドゥービー初期のヒット。LIVEでのトム・ジョンストンの力強いボーカル、ギターも存分に味わえます。/ オリジナルは「トゥールーズ・ストリート」収録
DENIECE WILLIAMS / IT’S GONNA TAKE A MIRACLE
デニース・ウィリアムス、この曲マニアックでいいですねえ。フィリーでおなじみトム・ベルのプロデュースによる美しい正統派バラード、原曲は、Royalettes /「ラヴ・ソングス」収録
GEORGE DUKE / SHINE ON
ジャズ・クロスオーヴァー・キーボード奏者として既に不動の位置にあったジョージ・デュークのヴォーカルナンバーから快心の一撃。/「ドリーム・オン」収録
EARTH WIND & FIRE / LET’S GROOVE
イントロの高揚感は、今でもフロアにダッシュしたくなります。/「天空の女神」収録
THE WHISPERS / AND THE BEAT GOES ON
60年代から活躍するLA出身のベテランヴォーカルグループ・ウィスパーズ、スコット兄弟は双子です。ソラーでのリオン・シルヴァーズ3世による鮮烈なダンス・チューン。/「ウィスパーズ」収録
BRICK / DAZZ
DiscoとJazzを融合させたアトランタ出身のバンド・ブリック。重くなりすぎないファンク・グルーヴが心地良い。ファルセットとフルートのソロでおなじみのデビュー作。/「Good High」収録
CHANGE / PARADISE
イタリア・ミラノ発、チェンジ2作目のアルバムから。ジャコ・フレッド・ペトロスは、80年代にアメリカナイズされたユーロディスコサウンドを次々と送り込みました。CHICと聴き比べてみて下さい。/ 「恋のハッピーパラダイス」収録
BOZ SCAGGS / WE’RE ALL ALONE
〆めに泣かせますね。後にリタ・クーリッジでもヒットしてCMでも良く使われています。ボズ・スキャッグスは60年代にスティーヴ・ミラーバンドに参加、ソロになってからのヒットアルバム「シルク・ディグリーズ」はBlue Eyed Soul , Soft & Mellowという言葉が生まれた頃の代表作。TOTOが結成されるきっかけにもなりました。/「シルク・ディグリーズ」収録