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魅惑のソウル・バー

六本木 GENTA さん 特集
Turn This Mutha Out

今回は久しぶりのインタビューということで、GenGen,GenニイでおなじみのGenta氏。

25年位前、Soul Embassyにおられた方です。
Soul Embassyは長期間に渡って営業されていたので、通った時代によって印象も異なるでしょう。80年代の中頃に閉店してからというもの、SpiceでGenta氏発見。
その後、20年近くお見かけしなくなってから、昨年のある金曜日の夜、六本木でふと、Soul Barの看板に惹かれて初めての店に入り、お酒をオーダーしてお姿を拝見したらGenta氏だったのです。その翌々日、年1回SoulSonicBoogieでの赤坂MIRACLEと六本木VIRTUSとのMIRTUS PARTYは大いに盛り上がりました。


DT:今回はGentaさんのインタビューをお願いしようと思いまして・・・
Genta:DTさん、何考えてるんですか?!勘弁して下さいよ・・・

DT:今更ですが、まあいいじゃないですか・・・お願いしますよ。ところで、謎の20年間Soul聴いていましたか?
Genta:うーん20年間Soul聴いたり聴かなかったり、でも、残るものはSoulだと。今は楽しくてしょうがないです。

DT:Embassyの後、島に行ってたでしょ。
Genta:ハハハ、その後、Spice, それから違う業種にいました。それで、Embassyの先輩に誘われてここに来ました。
DT:SpiceのYukiさんとは、お話はされていますか?
Genta:たまにお話しています。たまにおこられています?!
DT:あの方曰く、「あいつは、消えてどこかに行っちゃったんだよ」って。
Genta:お許しもらって、また、行かせてもらってます!

DT:ところで、Gentaさん、この世界に入ったきっかけは?
Genta:僕は、最初、池袋のスーパーコップスにいたんですよ。
DT:池袋?
Genta:六本木の店長が、池袋に移ってやりだしたんです。その後、吉祥寺の城ですね。
DT:城にいらっしゃったんですか。
Genta:城はかなり古くからの店だったんですけど、途中で数年ブランクがあって、その後、城が新たにオープンした際のオープニングスタッフで入りました。その後、ちょっとナバーナにいました。
DT:ナバーナだと、どちらかというと、ハイ・エナジーというか。
Genta:そうでしたね。

DT:それからEmbassyですか。それが先輩からの紹介で?
Genta:そうですね。城の先輩からの紹介ですね。
DT:Embassyは、階段上がると鉄格子があってハードルが高くて、水曜日はOrange Brossomで、踊るのは命懸けみたいな・・・
Genta:ハハハ・・・
DT:Soul Music好きなんですけど、Soul Musicの魅力ってどういう所だと思いますか?
Genta:そうですねえ。僕は考えないで良い所だと思いますね。
DT:解放される所?
Genta:そう、解放される所

DT:ところで、「プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック-ディスコ・クラシックス-」だと、どの辺の曲が好きですか?
Genta:そうですね、「シェイク・ユア・ボディ」ですね。ジャクソンズ。僕、昔ドーナツ盤買った時に間違えちゃってね。Peaches&Herbの "Shake Your Groove Thing" ってあるじゃない。あれと間違えて買っちゃったんだけど、ジャクソンズのこの曲はカッコ良かった。
DT:ハハハ・・"Shake Your Groove Thing"は、スリー・ディグリーズがコットンクラブでオープニングにやってましたよ。
Genta:「涙のディスコティック」フィリー・デヴォーションズ、「イン・ザ・ナイト」シェリル・リン、この辺もカッコ良いよね。そうだなあ、僕が、まだ吉祥寺の城にいた頃、「オン・ザ・ビート」B.B.&Qバンド、これは、最初どういうアーティストが演奏しているかわからなかったじゃない。それで、割と六本木っぽくてね。そういう印象があります。
DT:美味しいエピソードを有難うございます。ところで、ソウルマンの飲む酒と言えば?
Genta:スロージン、ラムコークかな。
DT:六本木の定番処がまた一つ増えますね。
Genta:ぜひお願いします。

(2006年9月4日インタビュー)