Disco Time machine - Back

Live Report
2008年1月8日 丸の内Cotton Club

Rose Royce
Kenneth Copeland(tp,vo), Yvette Cooke(vo), Freddie Dunn(tp), David Patterson(sax), Michael Nash(key), Norman Weatherly(key), Howard Westbrook(g,vo), William Pittman(b,vo), Henry Garner(ds)

Freddie DunnのI Know You can Party!で、気合いの入ったRose Royce。
76年秋の特大ヒットCAR WASHから既に30年以上が経ちますが、8人編成の強力なファンク・チューンは、ホンマモンのショウを期待以上に魅せてくれました。

TemptationsのPapa Was a Rolling StoneやMarvin GayeのI Heard It through the Grapevine、Edwin StarrのWarなどを手がけたNorman Whitfieldが、Motownを離れた後に映画CAR WASHの音楽を担当、サントラとしてMCAからリリースしたのがRose Royceのデビューアルバムというのは有名なお話。映画CAR WASHは、朝のラジオDJから始まるL.A.の洗車場のファンキー・ピープル達の1日を描いた作品で、Pointer Sisters、Richard Pryorが出演していますが、メインは作品に登場する愉快なファンキー・ピープル達とRose Royceのソウル・ミュージックだったりします。Norman Whitfieldは自身のWhitfield Recordsを設立し、Rose Royceはその後も続々とヒットを連発してその人気を不動のものとしました。もちろん当日の曲目はその辺のヒット曲が中心。但し、後にEpic, Montage, Omniなどからリリースされたアルバムも結構渋いのでお好きな方は要チェック・・・という事で、かなり早くからSistaに予約を入れてもらい、手拍子のリフと共に当日を迎えたのでした。Sistaはこのライブ2回目で、前回は六本木ヴィルトスのGen Genがステージに上がっていたとの事・・・

・・・Rose Royceはシルバー・ラメのジャケットに黒のパンツという出で立ちで登場。見るなり、Sistaは「オッと衣装変えてるじゃん!」 一発目から77年のtop40ヒットDo Your Danceですか! Henry Garnerが間奏のドラムスを炸裂させてくれます。続く78年のヒットでミディアムテンポのOoh Boyは、アーシーでソウルフルな歌声のYvette Cookeがカワイイ。メインのフレーズでちょこっと入るKenneth Copelandとのコーラスが小粋に決まる。I’m In Love (And I Love The Feeling)では、全面的にKenneth Copelandのファルセットがフィーチャー。既に大ベテランでありながら、トランペットと共に美しいファルセットをキープしている姿勢に脱帽でした。そして続いてのWishing On A Star まずはここですよ。ここ!Yvette Cookeの高音の伸びが素晴らしい。いや実に上手い。ホーンセクションが盛り上げる中、生で目の前で聴いたら泣けてきた。続いて映画で使われた78年のtop100ヒットI’m Going Downは、Michael Nashのキーボードソロを交えてYvette Cookeがしっとりと聴かせてくれました・・・で、ここまでは彼らのヒット曲が続きましたが、次はちょっと変わった曲で、OUTKASTのSpeakerBoxxx/The Love Belowに収録されていたThe Way You MoveをDavid Pattersonのサキソフォンソロを交えてレゲエっぽく。この曲は踊り易いんです。OUTKASTがBigBoiだけで来日した時も、STUDIO COASTのかぶりつきで踊ってしまった曲。メンバー紹介に続いてイントロからホーンセクションがグーッと盛り上げて、映画でも使われた77年のtop10ヒットI Wanna Get Next To YouではKenneth Copelandのファルセットが澄み渡ってトロトロな所にHoward Westbrookのギターソロが心地よい。Howard Westbrookがボーカルを取って1曲披露。続いて78年のヒットIt Makes You Feel Like Dancin’ ここでFreddie DunnからI Know You can Party !!!攻撃を受け、Sistaとガンガン踊ってしまいました。続いてちょっとクールダウン、否、大泣きのLove Don’t Live Here Anymore・・・ホーンとピアノが絡んでYvette Cookeはお茶目に泣かせるのが上手い・・・アンコールは手拍子のリフで迎えて76年のNo.1ヒットCAR WASHでした。

・・・という事で、ステージ終了後、Kenneth Copeland, Freddie Dunn, Michael Nash, Henry Garnerと少しお話してきました。
「日本のお客さんの印象は?」
「とても温かいよ。日本は、以前、2回来ているんだ。まあ、あの頃に比べるとアフロの頭は小さくなってしまったよ。」
「今も年間を通してツアーをこなしている様ですが?」
「そうなんだ。この後、ロサンゼルスに帰ったらライブがある。ラスベガスやアトランタなどでもライブをしている。俺たちはハード・ワーカーなんだ。」
「バンドは既に30年以上続いています。長くバンドを続けるには、どういった事が重要だったのでしょうか」
「まず、我々は沢山の曲を作った。そしてCAR WASHの後も、お前が知っている様に強力なヒット曲を続けて出す事ができた。多くの人達に愛されるメロディを出した事だったんだと思う。そして、今もツアーを続けている。それに、俺達は16の頃から一緒にやってきたんだ。」
「ところで、ローズ・ロイスというバンド名ですが、やっぱりロールス・ロイスが好きなんですか?」
「そう!俺たちはロールス・ロイスが大好きなんだ。だって、ロールス・ロイスはクラシック・カーだろ?俺たちもクラシック・バンドなのさ」
・・・という事でCotton Club 最高。