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2004.6.26 6.27 2days
M. YAMAGUCHI・川本高虎 Secret Live!

ディスコ・タイムマシーン(以下DTと省略):
今回は特にSecret Liveということで、今までにない新しい試みになりました。
Liveに来れた方も来れなかった方も、マリオさんや高虎さんの熱い思いを感じ取って頂ける様に当日の楽屋裏にご案内します。
マリオさん、まずは今回の見どころ、聴きどころをお願いします。
マリオ山口氏: 
今日はアフリカ楽器を使った僕と日本の和物を使う高虎君とのセッションということですね。
パーカッションは2台、ギター、ベース、三味線、結構面白いんですよ。8分の6拍子もあるし。
サウンド的には、これはおもしろいなというところに今来ています。
まずは、三味線は一発目から表から入ってきますよ、ギターとは違うよということ。
一拍めはボンゴ、こうしないとリズムは絶対無理なんで。
僕は2拍、4拍で裏から入っていきます。その辺の間はバランスを考えて。
今日はアフリカのリズムも入っているし、アフリカと日本の和洋折衷です。
だからおもしろいですよ。
 


 

DT:猪又さん、本日使うパーカッションを教えて下さい。
猪又万里志氏:
パーカションは、
コンガ、ボンゴ、ジャンベ、ウインドチャイム
小物は、
カチシ、タンバリン、シェイカー、カバサ、トライアングル...今日は、まあおとなしくいきます!


川本高虎氏(以下TKと省略):
今日は緊張しますね。
これからマリオさんとの出会いがより深まる様に...愛し合って..
DT:愛が深まるように...要するにこれはガマン汁状態ですか (は・あ・と)
TK:そうですね、先走り汁いっちゃってます!
DT:いってますか。本気汁ですね (ヒ・ミ・ツ)
TK:気がついたら抱きついてるかもしれない...

DT:何曲くらいやるんですか
TK:予定7曲、のりで8曲!
全てオリジナル!、でも今日だけバージョンもあります

「津軽じょんがら節」
「 皇」SUMERAGI
「 華ョ」
「 高虎一人コーナー」(約1時間やります)
「 回帰」
「 雲の都」

DT:高虎さんとロックとの接点をお聞かせ下さい
TK:僕はメタルですね、尊敬するアーティストはラウドネスの高崎晃氏です
DT:意外ですね!
TK:ラウドネス・高崎晃氏のエクスプローラーという曲と津軽じょんがら節がオーバーラップしたんです。それが始まり、それが僕の原点です
じゃあなんでギターじゃないの?って、みんなに言われますけどね。


DT:西の方のご出身と聴いたんですけど、津軽三味線との接点は何だったんですか?
TK:津軽三味線というのは、それこそ大正時代位から、日本全国どころか世界全国まで広がっていった音楽なので、名前は津軽ですが、後に東京で花開いた音楽です 。

DT:どうして三味線に興味を持たれたんですか?
TK:これがねえ、もともとは大嫌いだったんですけどねえ。親が民謡家なんです。
子供の頃は、そんなに聴くことはなかったんですけど、心の根底にはあったかもしれませんね。

TK:20位の時にバブルの絶頂期の頃ですよ。温泉場のショウのメンバーが足りないということでかりだされましてね。その時に津軽三味線に出会いました。
それでね、もうこれヘビメタやん!というので180度変わりました。


DT:ラウドネスは日本だけでなく、アメリカでも大変人気が炸裂しました。
TK:ジャパメタ、大阪からでて世界に飛躍したラウドネス。
3年前にラウドネスがオリジナルメンバーで再結成して以来、追っかけ(?)...やってます
DT:これはとても斬新ですね。
ヘビーメタル、津軽三味線、ラテン、アフリカン、ソウルの接点となる訳で、
とても楽しいセッションです。
TK:実はソウルとかジャズとかの方が、津軽三味線の根底、生まれた環境が似ているんですよ。ジャズの発祥と津軽三味線の発祥は似ていますね。迫害によって生まれた音楽です。

DT:ジャズやソウルはそういう所ありますね。ストリートや教会を媒体としてね
TK:津軽三味線の場合は街角で生まれた音楽です。目が見えない人が街角で飯を食うために編み出していった音楽です。
DT:では、ブルースですか?
TK:音楽としてはメタルなんですよ。

DT:メタルなんですね
TK:これがメタルなんですよ(一同納得)
DT:自分は初めてお会いするまで、グラビアを拝見した所、もっと日本的な方かと思っていました。
TK:ロックですね。
DT:ロック少年なんですね。

TK:ロック三味線とか三味線ロックとか、僕は「三味メタ」と呼んでますけどね
DT:これが公式ですか?
TK:でもちょっと安易かなあ?
DT:うーん、安易ですねえ。


DT:これをきっかけに定期的に、ぜひおねがいします! ノリ的にはマリオさんと良く似ていますね。
TK:飲むと僕は良くしゃべるよ! 人見知りするタイプなんですけど、慣れるとなれなれしいんです。
DT:ここは、みんな人見知りするタイプだから大丈夫です。


DT:ところで、大阪は日本橋ということで、僕はとても懐かしいですね。
TK:いいですよ、あの辺のうさんくさい居酒屋。もうちょっと南、天王寺、新世界とか。
何がすごいって、朝7時位からおっちゃんがビール飲みながら将棋さしてますからね。
DT:串かつ食べながら...
TK:ござ広げていろいろ売ってますからね。つっかけかたっぽ、4枚たりないトランプとか。
誰がそんなもの買うねん!
それからね、日曜日になるとおばちゃんたちがわざわざカラオケの機械もってきてね。
DT:青空カラオケ!一時期社会問題にもなりました。
TK:動物がノイローゼになるいうて大変でした。
DT:あれは動物園の中だったんですか?外だったんですか?
TK:動物園をかすめる形で歩道橋がありますけどね。
DT:ああわかります。
TK:あそこでやってたんです
DT:まさしくアナーキーですね
TK:いやあアナーキーという言葉忘れてましたわ。
TK:六法全書をたたきつけて、モヒカンじゃないとみたいな。六法全書を破いてあんたにあげようみたいな...(しばし続く)
DT:
そうですね。高虎さんはやっぱりロック少年ですね。
高虎さん、今日はサラサラヘアですが、次回はぜひモヒカンということで...これはマジ期待できます! 

2004.6.26
パーカッション マリオ山口
津軽三味線 川本高虎
パーカッション 猪又万里志
ギター 成川柾乃莉


After hours
マリオ山口
川本高虎


2004.6.27
パーカッション マリオ山口
津軽三味線 川本高虎
パーカッション 猪又万里志
ギター 堀尾和孝
ベース 村上功

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